日曜日にSpringFlavor4周年&結婚13周年のお祝いで お泊りしたお話しです。

うちの場合、宿の第1条件は犬も泊まれる所。
で、今回は蔵王スキー場の中央ゲレンデ(標高1350m)にある
「三五郎小屋」に決定!
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ここなら、ロクも高原の中を思いっきり走れるしね!
・・・なんて、思ってたのに、当日は雨。

しょうがないっかぁ~と、4時半頃チェックイン。
当たり前と言えば当たり前なんだけど、
スキーシーズンでもないこの時期、お客さんは私達だけ。
大きな山小屋がひっそりしてて、ちょっと怖い。

5時にお風呂を済ませ、6時から夕飯。
実は夕飯はあまり期待していなかったんです。
だって、ここは、1泊二食付きで6500円(ひとり)という格安なのです。
なのに、ジンギスカン鍋、スープ、サラダ、海老のフリッター、もってのほか(食用菊)、それに、ケーキまでついていました。
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おぉ~食事は予想外に結構豪華じゃん!なんて思ってた私達。
ここから、少し雲行きが変わってきます。

山小屋のおじさんが、隣に座って、タバコを吸いながらずっと話し掛けるんです。
「あのぉ~あのぉ~私達一応、結婚記念日のお祝いも兼ねて来てるんですが~」
と、心の中で叫びつつ、
山小屋に住んでる人の話しなんて、そうそう聞けないし、まっ良いかぁ~
と、おじさんの話しを聞いていました。

一年中 蔵王の山の上に暮らすおじさんは、人恋しいのか?話し好きなのか?
お話は止まりません。
30年以上前に、この山小屋を作った時の話しから、
いつしか、おじさんが今まで見つけた遺体の話しに・・・
(こっちはご飯食べてるのにぃ~結婚記念日のお祝いだっちゅーのに!!)

毎年、何人か、スキーの事故やそれから、自殺で命を絶たれる方がいらっしゃるそうなんです。

ええ~?!ええ~?!なんて、言ってる間に、おじさんは去年は~その前はあそこで・・・
なんてどんどん止まらない・・・おいお~い~~汗


結婚記念日のお祝いだから、二人で、「今まで色々あったねぇ~ドキドキ小」なんて、
ホンワカするようなおしゃべりをするはずだったのに、
そんな感じで、おじさんの話しを終始聞きながら、
急に怖ぁ~くなって夕飯を終了したのでした。

やけに暗い廊下も、なんだか分からない縄で編んだような飾りが階段にぶら下がってるのも、みんな怖くなって来た~困った
部屋に戻っても、周りは静かだし、外は雨風で窓はガタガタ揺れるし・・・
こういう時は、もう寝よう!!と、10時位に布団に入ったのでした。
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そしたら、急にロクが戸をガリガリ!

なになになにぃ~!?誰かいるのぉ?ロクぅ~(泣きそう)汗
と、思ったらウンチだったらしく、
また起きて真っ暗な外へお散歩。

で、また怖い階段と廊下を通って部屋へ。
あぁ~!!今度は私がおしっこに行きたくなってきた!
ひろちゃん、一緒にトイレ行こう~!(トイレは共同)

そんなこんなで、眠りについた私達。
朝、目が覚めて、外が明るいのを見たとき、
あぁ~何事もなくて良かったと、ほっとしました。

違う意味で、とっても思い出深い、結婚13周年の記念になりました。

あの山小屋は、スキーシーズンに大勢でわいわい泊まったら、
きっと最高に楽しいと思います。
今の時期に行った私達の選択ミスでした。トホホ・・・落ち込み