ホストファミリーと言うのは、本当に良い勉強になる。
英語だけでなく、人生の勉強になる。

私達にとって3度目のホストファミリー。
今回も女の子だと思っていた。
男の子と知り、一瞬戸惑い、国際村のスタッフにも、
「無理しないで、今回は止めますか?」と、言われた。
でも、もう楽しみにしていたのだから、止めたくなかった。

この人がウチに来る事になったのも、きっと何かのご縁だ。
そう思いながら、プロフィールシートを眺めていた。

ケニーは、私が描いてた「アメリカ人のイメージ」と少し違った。
静かで、恥ずかしがりやで、人によく気遣いが出来、謙虚だった。

日本人にも、色んな性格や好みの人が居るように、
アメリカ人だって、十人十色。

ご縁で繋がったその人が、何が好きで、どんな事を日本でホームステイする事に求めているのだろうか。。。
せっかくウチに来てくれたんだから、楽しんでもらいたいし、
彼の日本での希望を、少しでも叶えてあげたいと思った。

最初は、すごく緊張してた彼も、日を増す毎に緊張感がほぐれて来たと思う。
私にも、どんどん日本語や文化を質問するようになり、
感情を顔に表すようになった。
たまに、鼻歌も歌ってたりしたから、あぁ~よっぽど嬉しかったんだなぁ、とか。

すごく素直で、分かりやすい性格の子だった。


ホストファミリーを体験して思う事は、
外国人とか関係なく、人と人とのコミュニケーションが好きだから、
ケニーもホームステイするし、私もホストファミリーを受け入れるんだと思う。

言葉が通じるか通じないかではなく、
相手を受け入れ、自分も相手に見せ、
その人と仲良くなりたいと思う気持ち
それが大切なんだと思う。
逆に、それさえあれば、英語なんて喋れなくたって、仲良くやって行ける。

それに、これは別に、対外国人に限らないと思った。
日本人同士でも、友達、親子、会社、学校、地域・・・全て。
知り合った相手に対し、この気持ちがあるかどうか。

それに寄って、
その出会いが、ご縁だったと感じられるようになるのだと思った。
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今回、別れる時に渡すお土産は止めた。
夫と話し、物より思い出にしよう!って事で、お鮨屋さんに連れてった。

せっかく庄内に来たんだから、日本海の魚を、本当のお寿司の味を体験してもらいたかった。

彼らユースイン アクションのグループは、
鶴岡に来る前に、宮城県南三陸町で、ガレキ処理のボランティアをしてきたそう。
見せてもらった写真で、彼らの服がかなりドロドロに汚れて居たので、
相当がんばって大変だったのだと分かる。

引率の先生に、「日本の為に、本当にありがとう」って言ったら、
「私達は、ただ出来る事をするだけです」って。(先生は日本語ぺらぺら)

ここでも、あぁ、やっぱり大切なのは「気持ち」なんだなぁ・・って思った。


くどくなってきたので、この辺で止めます(^_^;)

とにかく!!ご縁に感謝!!
ケニー、うちに来てくれて、ありがとう~~!!
頑張れよ~~\(^o^)/
ALTになって、日本に帰って来るの、楽しみに待ってるよ!!

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